岸田首相の今年の漢字「進」が炎上どころかセンスありすぎという笑えない現実

今年の漢字「進」
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うっかりしていました。岸田首相が、漢検協会の「今年の漢字®」の発表日に「私の今年の漢字」をツイートして炎上していたんですね。

岸田首相が選んだ漢字は「進」です。さまざまな課題の解決や「新しい資本主義」の具体化などを進めており、来年も進めていくという意味が込められているようです。

ちなみに「進」は、1995年が初回となる「今年の漢字」史上いちどもトップ20にランクインしたことがありません。わりとありきたりなチョイスだなあと思ったので意外でした。「進」の漢字を思いつく人が少ない、停滞した27年だったということでしょうか。

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で、そんな岸田さんのツイートに対し、インターネットユーザーの皆さんからは主に「検討してばかりで何も進んでいないのにどういう了見でしょうかこの人は」的な声が上がっております。

また「今年のあなたの漢字はこれでしょ!」と別の漢字を薦めるツイッターも見受けられますね。ざっと見たところ「退」を推す人多し。「進」の反対の意味を持つ漢字です。「退陣してほしい」「いろいろ後退してる」と言いたい人が多いようで。「税」「壺」「貧」「苦」「辞」などの候補もあがっています。

しかし私は、岸田さんの「私の今年の漢字」は「進」で妥当なのではないかと思います。

なぜって、安倍元首相の国葬も閣議決定でぐいぐい推しましたし。

「反撃能力」の保有を明記した「安全保障関連3文書」も、さくっと閣議決定までみまして。

防衛費増額のための財源確保も着々と行中です。

重要土地等調査法にもとづく「注視区域」「特別注視区域」の指定もんでいます。この場合の「重要土地等」とは主に国境付近や防衛関連施設の近隣など。指定されると利用や売買が制限されます。

そうそう、旧統一教会による高額寄付被害への対処を目指す新法も成立しました。適当なところで手打ちにした感が濃厚ですが、とりあえず一歩前というところでしょう。

とまあこのように国政の一部ではありますが、怒濤のように進んでいる分野がありますので、キッシーの今年の漢字は「進」。いいんじゃないでしょうかね。

しかしまあ、防衛方面のもろもろの進み具合は半年ぐらい前には全く予想していませんでした。

私の雑な政治世界の理解では、岸田さんという人は、財務省に忖度しているので増税はしそうだけど防衛や憲法改正にはあまり関心がない人、というポジションだったんですよね。

そちら方面でぐいぐい行く感のあった、同じ自民党内の対立派閥・安倍派は強いリーダーを失い、後継とされる人たちの壺がらみもあって弱体化していくだろうし、当面は物騒な話はなかろうな、と。

ところがフタを開けてみればあれよあれよという間に長年の国防の方針が変わってしまいました。しかも閣議決定で。この調子だと憲法改正、9条改正や緊急事態条項の創設なんかもサクッと進むのかもしれません。

というところで、岸田首相の「私の今年の漢字」が「進」であることを知って、ぐいぐい進む現政府をしっかり監視する必要があるとあらためて思った次第ですが、あれですね。首相の強みであるという「聞く力」は、国民に対しては全く閉じてしまっているようです。

そして国会閉会中ということで、野党(ほぼ与党になっているところは除く)とも議論がなされていないような。「検討使」の予想外の進撃ぶりを止めたい人はどうすればいいんでしょうか。思わず途方に暮れてしまった2022年の年の瀬なのでした。

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