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雪辱の日本語検定2級!受験体験記を実況レポート(2020年度/令和2年度)

2020(令和2)年度第2回日本語検定2級検定問題 日本語検定
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11月14日、令和2年度(2020年度)第2回日本語検定を受験しました。受験級は2級です。この記事では、試験中に感じた難易度や感触、コロナ対策を含む当日の会場の様子などをレポートしてみたいと思います。

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リベンジ受験者、鼻息荒く会場入り

日本語検定を受験するのは、今回が2回目です。前回は2007年。確かこの検定が始まった年でした。そのときの受験級は「準1級」。当時はまだ1級は設けられていなかったと記憶しています。

日本語検定2級の受験票

日本語検定2級の受験票

結果は惨敗。わりと順調に解き進んでいたというのに、途中で腹痛に襲われてトイレに駆け込み、結果、解答欄の3割ほどが白紙のまま提出することになったのですが、今回の受験は、その汚名を返上するという意味もありました。

そんなこんなで鼻息も荒く試験会場に到着。神戸の兵庫県学校厚生会館です。神戸の元町駅から山側に歩いて2、3分という立地で、1階にお洒落なカフェがあります。建物の看板よりカフェのテントの方が目立っており、うっかり見過ごしそうになるので要注意です。

兵庫県学校厚生会館の入口

兵庫県学校厚生会館の入口

建物の中に入り、ロビーを抜けると、スーツ姿にマスク+フェイスシールドといういで立ちの検定スタッフの方に迎えられました。そういう自分もだてメガネと、受験生は着用必須のマスクで完全防備。そうだ、今回はコロナ真っただ中の受験なのだと、いやがうえにも緊張が高まります。

日本語検定会場のコロナ対策

しかし試験室として指定された部屋の入り口は、ぽつんと消毒液が置かれていた以外は、コロナ前と変わらない印象。一応、検定スタッフの方が待機なさっていましたが、消毒液を使うようにやさしく促すのみでちょっと拍子抜け。検温の実施や、体調に関する質問はありませんでした。

日本語検定会場のコロナ対策

日本語検定会場のコロナ対策

座席の配置は、ソーシャルディスタンスを考えたものになっており、一安心。二人掛けの机を一人で使うようになっており、前後の列の人とは左右互い違いに席が割り振られていました。周囲に他の受験生の存在を感じなくてすむ距離で、試験中に集中力が途切れないという効果も。もう、コロナなくても原則こうしてほしいですね。

その他の対策としては、試験監督の皆さんもフェイスシールドとマスクを着用していたこと、問題用紙・解答用紙の配布の際には手袋をしていたこと、問題用紙と解答用紙がセットでビニールに封入された状態で配布されたことでしょうか。

個人的には、コロナ対策としての手袋は、着脱方法や利用回数によってはかえって危険になりうるという認識なので、ちょっと動揺。しかし、まあ朝いちばんの試験だし、きっと怖いものは付着していないだろうと祈りつつ、試験開始時刻を迎えました。

令和2年度(2020年度)第2回日本語検定の傾向や難易度は?

受験にあたって、過去3年間(6回分)の過去問で練習したのですが、それらと比べると、少し難しいような気がしました。例えば、1問目から「ご□譚なく、意見を~」の□部分にあてはまる漢字を書け、などという問題には、不意打ちをくらわされた気分でした(答えは「忌」)。

敬語問題も、答えが絞り込めないものが複数あり、見直しも含めると制限時間の60分ギリギリでしたね。

出題傾向はこれまでとほぼ同じですが、問17の総合問題が一味違いました。グラフを見て答える問題がなく、代わりに文章穴埋め問題が。文と文のつながりを見る力が要求される問題で、論理力が弱い自分にはこちらの方が難度が高いと感じられました。

家に帰って分かる範囲で答え合わせをしてみたところ、現在判明している間違いは4つ。敬語問題と問17・18の総合問題で大きく落としていなければ、2級合格は取れると思うのですが、どうなることやら。18日に公式の解答速報が出るそうなので、心静かに結果を待ちたいと思います。

とりあえず、今回はお腹が痛くならなくてよかったです。

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