今年の漢字は「戦」だと?2022年メディアを席巻した「壺」は一体どうなった!?

2022年今年の漢字「戦」
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年末恒例、日本漢字能力検定協会の「今年の漢字®」の2022年版が発表されました!

その一年の世相を表す漢字一字を募集する企画で、最も応募数の多かった漢字は、清水寺で高位のお坊さんにより筆文字で大書されます。

2022年の「今年の漢字」発表のイベントは、12月12日に行われました。2022年1位に輝いた漢字は「戦」。応募総数223,768票のうち、10,804票を集めたそうです。

漢字の投票の際には、その漢字を選んだ理由もあわせて記入するようになっています。「戦」を今年の漢字一字として選んだ人は、次のような理由を挙げていたようですね。

  • ロシアのウクライナ侵攻、北朝鮮のミサイル発射などにより戦争を意識した
  • 円安、物価高、電力不足、感染症との戦い
  • サッカーワールドカップや北京五輪の熱戦、野球の村上宗隆選手や大谷翔平選手らの挑戦

参考:2022 年「今年の漢字®」第1位は 「戦」~「戦(セン/いくさ・たたかう・おののく・そよぐ)」が表す 2022 年とは~|公益財団法人 日本漢字能力検定協会(2022年12月12日報道発表資料)

「戦」が「今年の漢字」で1位を獲得したのは2度目。前回は2001年でした。世界同時多発テロの年ですね。

1位以外では、「戦」はこれまでに4回トップ20にランクインしています。2003年に2位、2004年に18位、2010年に20位、2015年に3位。それぞれの年にどんなきな臭いことがあったのか、今後を占うために振り返ってみるのもいいかと思います。

日本漢字能力検定協会のサイトで公開されている1995から2022年までの「今年の漢字」20位までをがんばって一覧にまとめてみました。「戦」のところをオレンジ塗にしてあります(クリックで拡大します)。

「今年の漢字®」1995-2022まとめ

そういえばロシアのウクライナ侵攻は2014年にもあったと思うのですが、2014年の「今年の漢字」の20位内に「戦」はなかったんですね。ちなみに2014年の1位は「税」でした。その年の4月、消費税が5%から8%に引き上げられたことが主な理由だったようです。

さて、そこから3年たった現在、政府はまた増税とか言ってますね。なんでも防衛費を増額するとかで。来年2023年の「今年の漢字」に「税」、そして当事者としての「戦」が並んで上位にランクインなんて世相は勘弁してほしいものだと思います。

ところで、私の一押しだった「壺」は15位でした。旧統一教会および団体とかかわりのあった政治家を象徴する漢字です。応募数は2,262票。初登場です。

いやあネットスラングなので、幅広い層の人が投票するであろう「今年の漢字」にランクインするのは難しいと思っていましたが、意外と健闘しましたね。

11位以下の応募コメントは漢検協会のサイトで公表されていないのが残念ですが、まあ2022年にこんなひどい裏事情が明るみに出たんだよ、という何らかの痕跡を残すことができたのはよかったと思う次第であります。

なお、「壺」を使った言葉「思うつぼ」については、こちらのクイズで解説しています。あわせてご覧いただければ幸いです。

「思うつぼ」の意味とは?語源や類語が例文つきでしっかり分かる
「思うつぼ」の意味がきちんと身につく日本語クイズです。漢字「思う壺」の語源や類語と言い換えをていねいに解説しています。日本語検定、漢字検定(漢検)、日本語能力試験(JLPT)など資格・検定対策の勉強にもおすすめ。
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